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 雨のリサイタル 

今日と明日はたくさん雨が降ると聞いてから1時間経たないうちに、雨、雨、雨。だった日。
ニュースでは30mm~40mmと言っていたので、結構などしゃぶりでした。
梅雨の日本では大したことないかもしれないけれど、水捌けの悪いこちらの道路は川のようです。
それでも、自分の傘1本も持ってないのかしら?と思うくらい、傘をさしている人が少ないです。

よりによって、そんな雨の寒い日、こちらに来て初めての演奏会でした。
この数年、雨女を返上して晴れ女に昇格したと思っていたのに、なぜだろう?
と一緒に行った夫妻に聞いたら、雨男雨女かもしれない。と言っていました。
なんでも、結婚式の日が嵐のようだったそうで。なるほどー。それには勝てなかったか・・・。

この街で一番格式高いといえる、主にオペラやバレエを上演している市民劇場です。
一緒に行くお友達がお値段を気にしていたことと、昔ピアノを習っていたということで、
メキシコ人ピアニストのリサイタルに誘ってみました。
お友達も納得のお手頃価格なので、バルコニー席を取って楽しみにしていたんです。

最寄駅からの途中、お店前で待ち合わせをしているかのように立っている男性に道を訊ねたら、
なんと連れて行ってくれると。なんとまあ、親切なんでしょう。こちらの人はみんな親切ねぇ。
同じ方面に行く用事があるからと。そうですか?なんだか待ち合わせているように見えましたけども。
ここだよ。と到着して、やっぱり彼は来た道を戻っているように見えました。お世話掛けました。

劇場はヨーロッパ調でいい感じです。天井にはフレスコ画のような宗教画に、シャンデリア。
ウィーン・オペラ座を、もう少しこじんまりさせて、南米ぽくした感じかな。1800人くらい入るみたいです。
そういえば、パリ・オペラ座入ったことない。たしかシーズン・オフに行ったから改装中だったのよね。
いつかバレエ観に行きたいな。オペラもいいけど。オペラは、やっぱりミラノ・スカラ座で観たいかな。

雨だったからか、オペラやバレエじゃなかったからか、客席の熱気はそれほどなく穏やかな中、開演。
座席は後半になればなるほど、埋まっていったけれども。
休憩を挟んで、後半がドビュッシーだったので、きっとメインだったのでしょうが、
シューベルトのソナタがよかったです。実際、ブラボーの声が上がってたし。あ、演奏曲は以下。

  J. ハイドン/ピアノ・ソナタ 第48番 ハ長調 作品79
               第1楽章 : Allegretto con espressione
               第2楽章 : Presto
  F. シューベルト/ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D960
               第1楽章 : Molto moderato
               第2楽章 : Andante sostenuto
               第3楽章 : Scherzo, Allegro vivace con delicatezza - Trio.
               第4楽章 : Allegro ma non troppo - Presto
  C. ドビュッシー/前奏曲集 第2巻
               Ⅰ. 霧
               Ⅱ. 枯葉
               Ⅲ. ヴィーノの門
               Ⅳ. 妖精たちはあでやかな踊り子
               Ⅴ. ヒースの荒野
               Ⅵ. 奇人ラヴィーヌ将軍
               Ⅶ. 月の光が降り注ぐテラス
               Ⅷ. 水の精
               Ⅸ. ピクウィック殿をたたえて
               Ⅹ. カノープ
               Ⅺ. 交代する三度
               Ⅻ. 花火


ラテン的な弾き方(わたしの中では、どうしてもアルゲリッチ)というよりは、
わりと古典的な演奏をするピアニストに感じました。曲目のせいかもしれないけれど。
だから余計にドビュッシーよりも、シューベルトがよかったのかなー、なんて。
もしかしたら、雨のせいもあるのかなー。シューベルト最後のピアノ・ソナタを、わたしが単に
結構聴いたことがあるという点も、大いに関係してそうですが。なので、本当に主観的感想です。
アンコールには、たぶん、多分なんだけれど、

  J.S. バッハ/イギリス組曲 第1番 イ長調 BWV806より IV.サラバンド
  M. ポンセ/メキシコ風バラード Balada Mexicana


を弾いてくれました。
演奏前に題名言ってくれたんだけど、Sarabanda と Mexicana くらいしか聞こえなかったんだもん。
帰り、ロビーに貼りだしてある・・・なんて気の利いたこと・・・やっぱりしてなかった。
ポンセの曲は、いくつかCDにも収録しているみたいだから得意分野なのかな。母国の作曲家だし。
初めて聴いたけれど、好きな曲でした。演奏も、情熱的で良かったです。

こちらの人の喝采は好きだけど、聴いている時のマナーはいまいちかなー。
うるさい。とにかく、うるさい。日本人はやっぱりマナーいい方なんだろうね。
でも、日本人の楽章間の一斉咳払いはあまり好きじゃないんだけど。
あれ聞くと、そんなにみーんな我慢してたのか、と笑いそうになるんだ。

雨

      ☆          ☆          ☆

CICLO RADIO BEETHOVEN II    Teatro Municipal de Santiago - Sala Principal
Pianista : Jorge Federico Osorio (México)
  J. Haydn / Sonata N゜48 en Do Mayor
  F. Schubert / Sonata en Si Bemol Op. Posth D 960
  C. Debussy / Doce Preludios del segundo libro

[ 2009/06/21 22:03 ] 感想 | TRACKBACK:0 | COMMENT:0

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